資格チャレンジ

【2週間で衛生管理者】勉強を始める前にやってほしいこと〜無勉強で何点取れる?〜

こんにちは、かっつんです。

資格勉強を始める時、いきなりテキストを読み始める人がいますよね。

それでも全然構わないとは思うのですが、自分も含めサラリーマンの皆さんはただでさえ多忙な毎日を送っているわけですから、少しでも短い時間で効率良く勉強を進めたいものだと思います。

そのために、僕が日頃勉強に取り組むときに気をつけていて、今回の衛生管理者を取得するにあたっても実践した、「勉強を始める前にやってほしいこと」をご紹介します。

勉強を始める前にまずは過去問を解け!

ズバリ、僕が資格勉強を始める前に実施することは「無勉強状態で過去問を解く!」ということです。

できれば2〜3回分くらいを全く勉強をしていない状態で解いてみる、ということをオススメします。

当然、勉強をしていませんので、基本的には全くわかりません!まず言葉がわかりませんから!w

でも、いいのです。ここでの狙いはいい点数を取ることではありません。

このプロセスの狙いは「現時点の自分と合格までの距離感を把握する」ということと、「出題の傾向を掴む」ということにあります。

現時点の自分と合格までの距離感を把握する

実際に問題を解いてみると、思ったより解けた、もしくは思うより全然解けなかった等、それぞれ感じることがあると思います。

ここでは今の自分の知識が合格ラインまでどの程度足りていないのか(もしくは足りているのか)を肌で感じることが大切で、仮に点数が良ければこれからの勉強に少し余裕を持って取り組めますし、反対に全然足りていなければ「このままではダメだ」と自分に発破をかけることになります。

こういったことでモチベーションを形成することが、多忙なサラリーマンが空いた時間で勉強に取り組む上で非常に肝になると考えています。

出題の傾向を掴む

この後にテキストなどを読みながらインプットをしていくことになるわけですが、その際もただ何となくダラダラと読み進めるだけでは効率的なインプットにはなりません。

合格まで着実に近づいていくために、どういったことに気をつけながら読み進めることが大切なのか(=どこまで厳密に理解したり覚えたりすれば良いのか)を意識することは非常に大切です。

そういったことを意識するために出題の傾向を分析に肌で感じながら問題を解くことが大切です。

いきなりテキストを読み始めるのではなく、まずは過去問を解いてみよう!

  • 合格までの距離感を掴むことでモチベーションを上げよう!
  • 出題の傾向を肌で感じることでこれからのインプット作業の効率を上げよう!

上記2点に留意しながら問題を解くことはまさに「彼を知り己を知れば百戦殆うからず(孫子)」ですよ!

実際に解いてみた!

ということで僕も実際に解いてみました!

今回は試験日2週間前であり、週末も予定が結構詰まっていることもあって勉強時間の確保に苦慮しそうだったため、最低限ということで最新の過去問1回分(H31.4)を解いてみました!

関係法令  5/10点 セーフ!
労働衛生  5/10点 セーフ!
労働生理  7/10点 セーフ!
合計 17/30点 アウト!

うーん、惜しい!(結果は関係ないと言いながらw)

各分野ごとの足切り(分野ごと4割)には掛からなかったものの、合計点で合格ラインの6割まで1点足りない、という結果でした!

分析と所感

先ほどのまず過去問を解く狙いに照らして、自分のこの結果を分析してみましょう!

合格までの距離感

結果だけをみると惜しいように見えます。正直ちょっぴり嬉しかったw

でもよくよく振り返ってみると、違和感のある選択肢を根拠のない勘で削除した消去法で正解したところがほとんどで、自信を持って正解した問題や、他の選択肢の誤りを全て潰した上での正解はほとんどありませんでした。

これでは再現性は全くありませんから、当日の出題が下振れすれば全く合格ラインに届かないことになります。

まぁ予想してはいましたが、まじやべぇ・・・(試験まで残り13日)

出題傾向の分析

各分野ごとに僕がこの時点で感じていた出題傾向についての所感はこんな感じです。

関係法令
  • 事業場規模による衛生管理者等の選任人数や届出有無について細かい数字まで覚える必要がある
  • 各職種の役割について厳密に覚える必要は無いが、判別できるくらいには押さえておくべき
  • 衛生基準については細かい数字まで求められる
労働衛生
  • 温熱環境や換気については計算問題が出される
  • 血管疾患は専門用語が多く覚えづらい
  • 食中毒の菌名や毒素がカタカナが多く覚えづらい
労働生理
  • 学校で習った生物の延長線上で、比較的解きやすい
  • ただの暗記ではなく、仕組みを理解することを求められる
  • ただ、ホルモンや消化酵素などはカタカナが多く暗記がしづらそう

これくらいで良いです。

「細かい数字まで覚える必要があるのか」「ただ暗記するだけでなく、仕組みとして理解していないと解けないのか」「実際に計算をさせる問題形式なのか」等を肌で感じておくだけでも、これからのインプット作業の効率が飛躍的に向上します

今回僕は1回分しか解きませんでしたが、複数回解くことで似たような問題がどのくらい出るのかも掴むことができるため、インプット後の問題演習(アウトプット)にどのくらい注力すべきかも見えてくると思います。

さて、インプットを始めよう!

ここまでやれば、これからどれくらい学習にリソースを割くべきか、そしてどういったところに気をつけてインプットをすべきかが、何となく見えてきているはずです。

さて、ここからはテキスト等を読んでインプットしていくフェーズに入ります。

インプット後に問題に戻ってきたときには難なくクリアできるレベルになっているようにコツコツ頑張りましょう!!